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探偵ラボは、探偵に関する情報発信サイトです。

【失尾】と【発覚】REPORT #4

【失尾】と【発覚】

探偵には、常に2つの言葉が付きまといます。
それは、【失尾】と【発覚】です。



【失尾】とは、調査対象者を見失うこと。
【発覚】とは、調査を行っていることがバレてしまうこと。



探偵は【失尾】しないように、【発覚】しないように、調査を行なわなければいけません。
どちらが大切か?どちらも大切です。



【発覚】してしまうと、もう調査はできません。
場合によっては、ご依頼者様に迷惑をかけることになります。
重大な責任問題です。
これは、ご依頼者様から伺った話です。とある探偵事務所にご主人の浮気調査を依頼をしたところ、探偵のミスで調査を行っていることがご主人に【発覚】してしまったそうです。その後、ご主人から執拗に嫌味ごとを言われ、証拠が撮れないまま、離婚に至ったそうです。
依頼した探偵が未熟だったために、証拠が撮れず、満足のいく離婚が出来なった・・・。
このように探偵のミスで、一人の人生を変えてしまいます。探偵の責任は重大なのです。



【失尾】していまうと、調査は失敗に終わります。
探偵事務所によって、契約内容が異なりますが、
成功報酬制度の探偵事務所だと、調査が失敗に終わっているということは、調査費用はいただけません。
その日だけみれば赤字運営になってしまいます。
【失尾】を避ける為に、無理をして尾行すると【発覚】してしまいます。
だからといって【発覚】を避ける為に、【失尾】をしていたら時間がいくらあっても足りません。
そもそも調査時間は、探偵の時間ではないのです。ご依頼者様の人生の時間です。ご依頼者様の人生の時間を探偵が未熟だという理由で無駄にしているのです。



【失尾】と【発覚】。
どちらも探偵からすると、嫌な言葉です。
しかし、この2つの言葉をしっかりと頭と体に刻み込んで、常に背負っておかないと一流の探偵にはなれないでしょう。



『ご依頼者様の人生のお手伝い』が探偵の仕事なのです。



★【失尾】と【発覚】をしない為の大切な6つのポイント

ポイント@ 調査対象者の視界に入らない。
ポイントA 調査対象者を視界から外さない。
ポイントB 先入観を持たない。
ポイントC 調査対象者の動きを先読みする。
ポイントD 常に冷静でいること。
ポイントE 常に多数派でいること。